歳を重ねてきたこともあって、最近は人を使うことが増えている。
そこで思う。自分は人を上手く使えているのだろうか。
自分の苦手な領域のことは、任せる人のほうが上手いことやってくれるので、問題はないはず。
自分が自信を持っている領域のことで、任せる人の力を発揮できる環境を提供することができるのだろうか。
きっと、言いたいことがあってしょうがないに違いない。
それでも、自分のほうが勝っているときはいいかもしれない、言うとおりにやってもらったほうがいいのだから。
自分よりも相手が優れている場合はそうはいかない。
何より、相手のほうが優れていることに気付けるかどうかが問題だ。
気付けたら、苦手分野と一緒になる。
いや、そうかな、気付いても勇気がいりそうだ。
とにかく、人の才能を殺すようなことはしたくないな。