これはダメだろう

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2002年に大阪市平野区で起きた母子殺害事件で殺人罪などに問われた大阪刑務所刑務官森健充()被告に対する差し戻し審判決が大阪地裁で行われました。その結果、判決は無罪に・・・。差し戻し以前の裁判ではマンション踊り場にあった灰皿内の吸い殻1本に付着した唾液のDNA型が被告と一致したなど状況証拠を積極評価し有罪認定していたが・・・。

差し戻し審になった理由は1本の吸い殻の変色具合から以前に捨てられた可能性が指摘されたためだ。本来ならもっと詳しく調べる必要があるのだが、採取されていた他の吸い殻が不始末でなくなった。これでは調べようがない・・・何という体たらく・・・。

俺はこの事件について詳しくないので有罪か無罪かについては正直わからない。しかし、このような状況で下された判決に意味はあるのだろうか?結果、無罪にするしかない。被害者家族はどう思うだろう。ちゃんと審議された結果が無罪なら受け入れるしかないだろうが、これでは受け入れるかどうか以前の問題だと思う。

検察側は控訴を検討しているようだが、新たな証拠が出てこなければ、意味のない控訴になると思う。遺族にとってはある意味、不幸な裁判だ!

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このページは、mickeyが2012年3月16日 00:31に書いたブログ記事です。

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