終日、この話題ばっかりと言っても過言ではない1日だった。マドリードと接戦という下馬評だったが、ふたを開けてみれば、イスタンブールとの決選投票・・・どちらも票差を考えれば、ロゲIOC会長も述べたように、東京の圧勝だった。
深夜2時近くまで起きてテレビ特番を見ていた。東京のプレゼンをはじめ、各都市のプレゼンを聞いて、東京に決まるだろうっと思い、寝ることに決めた。全員のプレゼンも本当に良かったが、特に佐藤氏のプレゼンを聞いて確信した。震災に対して触れた内容も、お涙ちょうだいの内容ならダメだと思うが、彼女の話した内容はそうではなく、本当に心に響く内容だった。英語はプレゼンした人の中では1番下手だったと思うが・・・。
また、マドリードのプレゼンで引っかかったのは、東京は1番だという表現ではなく、例えば、世界で1番平和な都市の1つという表現だったのに対し、1番という表現を使っていたし、サマランチジュニア氏が他の都市は2024年の招致を・・・という表現をしたり、ある意味、ん?っと思うような表現もあった。個人的には、欧米の理事が多いといっても、これらの表現には疑問があった。マイナスに働いたのではないだろうか?
イスタンブールはトルコ・・・世界でも最も親日の国の1つ・・・東京に決まった時の国民の反応も親日らしいと思った。できれば、トルコと日本が近くにあって共同開催しても良いと思えるくらいの気持ちでいっぱいだ。近い将来、トルコで五輪が開催される日が来ることを願っています。
招致委員の皆さん、本当にお疲れ様でした。素晴らしいプレゼンでした。発表日が妻の四十九日だったという猪瀬知事・・・これからも準備で忙しいと思いますが、少しの間、亡き奥様との時間を過ごし、日本中の国民と一緒に2020年の東京五輪を素晴らしいものにすることに尽力してください。
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