一票の格差が最大2.43倍だった昨年の衆院選は違憲だとして、弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟の上告審・・・最高裁大法廷は違憲状態と判断しました。選挙無効の請求は退けられました。高裁で違憲という判決が多かったし、選挙無効との判決を下した例もあったし、どうなるか?っと思っていました。
個人的には違憲や選挙無効の判決は出ないのでは?っと思っていたので妥当な判決だと考えています。憲法改正や特定秘密法案などに反対するコメンテーターなどは、安倍政権自体否定し、今進めていることを否定しようという動きもある。違憲ではなく違憲状態っとの判決が出た状況でもそのような意見を述べる人もいる。確かに、格差是正を放置することは大問題なのかもしれないが、自分たちの主張に絡める行為には疑問が生じる。
しかし、与党の国会議員の中には、今回の違憲状態という判決を受けて、この司法を軽視?するような発言もあったが、この態度はいただけない。できるだけ早く是正することは必須である。こんな人たちがいると、今の政権の足を引っ張るだけではなく、国民の国会に対する不信感が増すことになる。
今回の違憲状態判決で、次回の選挙は衆参同時選挙っという流れも出てくると思うが、それまでにやれば良いっと先延ばしにするのではなく、国会議員全員が危機感を持って早急に是正に向けて動き出すべきだと思う。
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