テニスのウィンブルドン男子シングルス決勝・・・ノバク・ジョコビッチ選手がロジャー・フェデラー選手を6-7、6-4、7-6、5-7、6-4のフルセットで破り、3年ぶり2度目の優勝を果たしました。おめでとうございます。
第1セット、ジョコビッチ選手がかなり良く、タイブレイクでフェデラー選手がとったが、この調子だとフェデラーに勝ち目はないかも?っと思った。それでも、タイブレイクまで持ち込んでセットをとったフェデラー選手はさすがです。
第2セットもジョコビッチ選手はすごかった。サービスゲームを苦労してキープするフェデラー選手と違い、まったく危なげなくキープ。フェデラー選手もネットに出たり、色々試すもジョコビッチ選手は慌てず見事に対応しました。
第3セットはフェデラーの1stサービスも良くなり、再びタイブレイク・・・これをフェデラー選手がとれば可能性もあるかも?っと思ったが、ジョコビッチ選手がとった。これでファイナルまで行かずに決着だなぁっと正直思いました。
第4セット、第3セット終わりに思った通り、ジョコビッチ選手が圧倒的に強かった。早めに2ブレイクをしたジョコビッチ選手・・・あっけなく終わると思われたが、ここからフェデラー選手の巻き返し、1stサービスに変化を加え、こ攻められ続けたバックへのボールを回り込んでフォアなど全盛期のフェデラー選手らしい戦い。観客もフェデラー選手への声援がほとんど・・・ジョコビッチ選手がポイントをとっても声援が少なく、もっと声援をっとのアピールをしたくらいだった。フェデラー選手がこのセットをとった時の観客の喜びようはすごかった。
ファイナルセット、さすがに実力者ジョコビッチ選手・・・フェデラー選手に行った流れを断ち切る。どちらも素晴らしい内容で、楽にサービスゲームをとれず、苦労の末のキープが続く。この時点で観客はフェデラー選手のみならず、両者に対する声援が目立った。優勝が決まったゲーム・・・チャンスを得たジョコビッチ選手は集中力とギアを1つ上げたかのように、前半のすごいプレーで優勝を決めた。
個人的には全盛期を過ぎたフェデラー選手にウィンブルドン最多優勝、最年長優勝を飾ってもらいたかったのだが、これだけの試合を見せられると、純粋にジョコビッチ選手の優勝を称えたい気持ちになった。本当に素晴らしい試合だった。
試合後のインタビューでフェデラー選手がまた来年との言葉を使った。体力的にも厳しいかもしれないが、得意の芝ならウィンブルドン最多優勝の可能性もあるかもしれないとの期待を持った。それにしても、近年のウィンブルドンの名勝負には必ずフェデラー選手がコートにいる。本当に偉大な選手だと思う。
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