今通常国会の会期延長幅について8月31日までの70日間となりました。衆議院で民主党と野党の一部の賛成で決まりました。ちなみに、会期延長は国会法の規定で衆参両院の議決が異なった場合、衆院の議決が優先されます。会期延長は被災地のこと、経済のことを考えると当然のことだと思います。まぁ、50日だと法案の衆議院での再可決、予算の優位性は無理になる。70日でも日程上厳しいだろうが・・・。
しかし、前日まで与野党で合意していた50日延長を菅総理の自己保身のために覆し、さらには、再生エネルギー特別措置法案を新総理の下でっという文言を新体制の下でっという言葉に菅総理自身が変えさせる・・・野党の反発は必至で与野党が一体になることはないだろう。ようやく国会が機能しそうになったのに・・・自己保身もここまで来ると犯罪だ。
再生エネルギーに関心があるっとのことだが、事業仕分けで新エネルギーに対する予算を削った政権・・・突如言い出したことも考慮すれば、イメージアップ、自己保身のためだと思わざるを得ない。国民の顔色を見ながら新たなテーマを見つけてずるずると総理を続ける・・・時間を稼いで少しでも被災地で選挙が行える状況になれば、今噂されている原発イエスかノーかで解散総選挙・・・総理の座に座り続けるためなら、何でもやるつもりだろう。
個人的には震災後の菅総理の姿を見ていると、菅総理は無能で人としても最低レベルだと思っている。だから、1日でも早く辞任すべきだという考えです。しかし、このような状況総理交代は・・・っとの意見を述べる人の考えも理解できなくはない。でも、この動かない状況が続くことは被災者や日本にとって最悪だ。
菅総理の辞任で野党は協力すると言っている。民主党の執行部もその方向で進んでいた。このような状況で菅総理が辞任したのに政治が何もしなければ国会議員全員が国民に非難され、見離されるだろう。さすがに無能な国会議員が多くても、そのような状況は避けたいだろう。だから、有無を言わさず行動するしかない。
俺が菅総理に抱いている考えが正しいかどうかはわからない。個人的には正しいと思っているが、人それぞれ考えが違うし、正解が何なのかは、誰も判断できないのかもしれない。しかし、今は国会が一体になることが重要・・・だとしたら、その一体化を自己保身のために妨げる行為は菅総理本人が不本意であっても、明らかに間違っているのではないだろうか?
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