党首討論

菅総理と自民の谷垣党首、公明の山口党首との党首討論が行われました。まぁ、いつものことですが野次が多い。

谷垣氏、山口氏共に対決色を前面に出し、震災や原発事故対策を中心に攻めていた。２者とも菅総理に対して辞めるべきとの意見を述べるなど、本気で退陣させることが目的の党首討論だという印象を受けました。特に山口氏はいつもと違い、かなりキツイ表現や態度だったと思います。

菅総理は防戦一方でしたが、質問内容を巧みにすりかえるなどをして自己保身や正当性を行っていた。まぁ、菅総理なりにがんばっている？のかもしれないが、震災や原発事故対策の遅れ、浜岡原発停止の影響、サミットでの発言などを考えると、トップの器ではない人がトップでありたいとあがくことは、結果的にどれだけ国にとって不幸なことであるのかを痛感した。

被災者の方々は今政局争いをしている場合かっと怒りを覚える人もいるだろう。その怒りは当然なのだろうが、個人的にはこのまま菅総理で物事が進まないのだったら、国会全体が一致して対応できるリーダーシップのあるトップに代わった方が被災者のためになるだろうし、復興や原発事故の処理も早いのではないかと思っている。ただし悲しいことに、じゃー誰が適任？っと問われると返答に困ってしまうのだが・・・。

また、自民、公明、たちあがれ日本の３党が１日に共同で菅内閣不信任決議案を提出しました。小沢派を中心に民主党内でも造反する動きもあり、野党と民主党執行部との票獲得をかけた水面下での戦いが続いています。さぁ、どのような結果になるのか？