京都市内で16日に行われる京都五山送り火の一つである大文字で、東日本大震災の津波で流された岩手県陸前高田市の高田松原の松で作った護摩木を燃やす計画が放射能汚染を不安視する声を受けて中止となった問題です。抗議の電話やメールが殺到しているようで約9割が中止に対する抗議だそうです。結局、護摩木は8日夜、陸前高田市内で迎え火として燃やされました。
うーん・・・。実際には放射性物質は検出されなかったようだし、過剰に反応した少数意見を重視したことで、被災者の心を傷つけたり、風評被害に加担した結果になったっという印象です。
原発事故により日本人で異常なくらい放射能を恐れている人も多い。低放射能が人体に及ぼす影響は、俺が知る限り、正確にはわかっていない。害があるっという意見から体に良いっという意見まで、研究者の間でもバラバラです。
しかも、自然界には放射能を出す物質はたくさんあり、必要な栄養素のカリウムにも放射性物質であるものもある。事故が起こるまでラドン温泉で放射線を浴びるっということ自体知らなかった人も多いのではないだろうか?
事故処理や放射能汚染食料の流出など、政府の対応のまずさがこのような過剰な反応を生み出した一つの要因であるのは間違いないが、これだけ過剰になると色んな意味で問題だろう。
国民が冷静に行動することが大切だと思う。そのためにも、国の出すデータや方針が信頼されるような政府であるべきだ!
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