衆院選挙区画定審議会設置法が定めた区割り案の勧告期限が切れました。衆院の1票の格差は是正されないまま、本日から違法状態になります。是正と議員定数削減、選挙制度の問題もあわさり、ごったごたです。個人的には、先日の衆議院5減プラス比例80減でも良いのですが、少数政党(特に比例削減で激減する政党)の反発が強かったし、公明党に気を遣う自民も反発したのでかなり厳しい状況です。中選挙区に戻せば良いのになぁ・・・。
これで解散ができなくなったとの憶測もあるが、この問題は与党の責任だけではなく野党の責任っというか国会議員全員の責任だと思う。基本的に自分達の不利になることを徹底的に反対する姿勢や政局にする姿勢、野党の解散しろ封じ・・・このような状況ではなぁ・・・。
ただ1つ、俺が確実に反対するのは小選挙区比例代表連用制です。公明党が強烈に導入しようとしているが、少数政党には少数しか議員定数を獲得できない理由があると思う。こんな制度を導入したら、存在価値や理由のない社〇党なども議席を増やしてしまう。
民主主義は基本的に多数決だ。少数意見への配慮も必要だということは理解できる。しかし、今の国会を見てどう思うだろうか?少数政党が自分達の意見を聞かないから反対する、少数でもキャスティングボートを握ろうとする。結局、何も決められない。無理矢理法案を成立させれば、独裁だ!弱者切捨てだ!っと大声で叫ぶ・・・民主主義だとは思えない状況だ!
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