俺はテレビでよく討論番組のような番組を見ます。本や新聞などとは違い、相対する意見を同時に聞くことができるし、発言者の表情もわかる。それらを考慮し、自分の考えをまとめる。まぁ、編集されている番組がほとんどなので、自分がテレビで見たことがすべてではないと思うが、賛否両論を聞けることで、とりあえず中立の立場で考えることができる。
そんな俺がよく見る番組の1つ、TVタックルで三宅久之さんの卒業企画が放送された。前に三宅さんが年齢による体調不良?からテレビや公演などを3月末で引退すると知ったとき、正直ショックを受けた。今の日本、将来の日本にとって、三宅さんのような方が発言することは大切で意味のあることだと思っていたからです。
戦争、戦後を経験された人であり、政治記者人生で得られた知識と見聞・・・他の若い評論家などと違い、実際に経験された方の意見には重みがある。しかも、多くの場合、最高齢なので、議員や評論家を「ばかもん!」っと一喝、一蹴できる貴重な存在だ。
今の日本には、昔のように経験を重ねた元気な叱れるおじいちゃんが必要だと思う。おばあちゃんでも良いが・・・個人的におばあちゃんには優しく接してもらった思い出しかないので、叱る役目はおじいちゃん、なだめる役目はおばあちゃんというイメージがあるので・・・。だから、三宅さんには日本のおじいちゃん代表として、これからも若い議員達を叱り続けてもらいたい。本当に引退は寂しいし、もったいないし、残念です。
個人的にはレギュラーではなくても良いので、元気で長生きしていただき、月に1度、数ヶ月に1度でも良いので、出演していただきたいです。
ちなみに、大阪のたかじんのそこまで言って委員会では、たかじんさんの休養中に引退することは義に反するということで、たかじんさんが復帰されるまで出演される。たかじんさんが復帰しても、このままこの番組だけ出演するということはできないのだろうか?たかじんさんは過去この番組で「三宅先生がお亡くなりになるまでこの番組は続ける。お亡くなりになったら止める。」っと発言していたくらい、この番組にとっては重要な存在だし・・・。
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