兵庫県明石市で2001年7月で11人が死亡した明石歩道橋事故・・・業務上過失致死傷罪で強制起訴された明石署の元副署長に対し、神戸地裁は強制起訴の時点で時効が成立していたとして免訴を言い渡しました。恥ずかしながら、免訴という言葉を初めて聞いた。裁判で裁判官は「過失は認められない」とも述べているので、事実上の無罪です。
検察審査会で強制起訴になった案件ですが、過去の事案と同様、検察が不起訴の判断をしたことで有罪になるのは本当に難しいのだろう。個人的にも、遺族の気持ちは理解できるが、有罪は厳しいだろうなぁっと思っていましたが・・・。基本的にこのような案件で、上層部がどれだけ現場を把握していたかの立証は難しい。
控訴も検討されているようだが、控訴しても結果は厳しいものになると思う。
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