EUのユーロ圏諸国がギリシャへ13000億ユーロに上る第2次支援を行うことで合意しました。次の国債の償還はこれでちゃんと行われるようですが、支援の条件となっている政府債務を2020年末時点でGDP比120.5%にするなどの条件を今後クリアできるか疑問です。
また、今でもギリシャ国内では多くの国民がデモを行っている状況です。基本的に国民性の問題だと思います。過去も数度だったと思うがデフォルトしているような国なので、支援は単なるデフォルトの先送りになるのでは?っと思っています。まぁ、ギリシャでは過去の歴史では労働は奴隷階級がするものだったしなぁ・・・考えが他国とは違うのだろう。
ギリシャ危機の再燃はポルトガル、イタリア、スペインなどの国債にも大きな影響を与える。また、ユーロ圏の多くの銀行がギリシャの国債を抱えている。だから、救わざるを得ないのだろうが、ギリシャ国民と政府が態度を改めなければ、次の支援が必要なときドイツやオランダなどが反対する可能性は高い。
個人的な考えだが、ギリシャは変わらないと思うので、ユーロ圏の銀行やポルトガル、イタリア、スペインに支援を集中してギリシャを切り捨てる方が得策だと思う。
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