東京電力福島第1原発事故の収束作業を現場で陣頭指揮した元所長で、東電執行役員の吉田昌郎氏が食道がんのため都内の病院で死去しました。
もちろん、当時の現場の判断が今となっては間違っていたこともあるだろうが、吉田氏がいなかったらっと思うと、ぞっとします。独断で海水注入を続けたことなど、吉田所長はじめ、当時現場で事故と向き合い対処していた方々の活躍があって今がある。
本来なら、官邸を含む国や東電本社が冷静に指示を出す必要があったと思うのだが、総理が菅氏・・・会見をしていた東電本社の幹部・・・原子力保安院・・・どれを取っても最悪の状況だったと思う。本当に現場に吉田氏がいて良かったと思います。
心より、お悔やみ申し上げます。
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