地方選挙がこれだけ注目されたことはほとんどないだろう。その大阪W選挙の結果は、大阪維新の会の橋下大阪市長、松井大阪府知事が誕生するW勝利という形で幕を閉じた。
投票率がどうなるかなぁ?っと思っていたら、市長選60.92%、府知事選52.88%・・・投票率は高かったようだが、個人的にはもっと高くなってもらいたかった選挙だったので少し残念です。
午後8時過ぎに開票前なのに知事選、市長選共に当確が出るという状況で、票差を見れば完勝となるのだろうが、住民が住んでいる市を解体するかもしれない橋下氏にどれだけ投票するのか?知名度の低い松井氏と多くの自治体の首長が支持する倉田氏・・・もっと接戦になるかも?と思っていました。特に大阪市民は苦悩しただろう。
大阪人のみならず、日本人の多くは今の閉塞感を打破したいと思っているのではないか?そんな気持ちがこのW選挙結果に表れているように感じる。国政の不甲斐なさも、ある意味、大阪維新への追い風になった部分もあるだろう。
大阪都構想、大阪市の解体には多くの障害がある。二重行政のムダはなくす必要があることは府民の多くが知っているし、それを望んでいるだろう。しかし、都構想についてはどのようになるのか?不安に思っている府民やよくわからない府民も多い。
だけど、個人的には今までのスピードでは大阪に未来はないのでは?っと思っている。また、新たな試みをするときには歪が生じることもあるだろう。だから、大阪府民はそれなりの覚悟を持って、期待を持って、今後の大阪府政と大阪市政、大阪の未来を見届けよう!