前日、途中で断念したウィンブルドン男子シングルス決勝・・・結果はフェデラーがマレーを4-6、7-5、6-3、6-4で破り、3年ぶり7度目の優勝という結果でした。
第2セットまでは昨日のブログに書いた通りです。
第3セットに入り少しフェデラーが調子を上げてきたかなぁっと思ったのだが雨による中断・・・流れはどうなるか?っと思った。個人的には調子の良かったサービスゲームの途中だったこともあり、フェデラーには悪い流れか?っと思った。結局、センターコートの屋根が閉じられた状況で再試合になりました。
再開後もフェデラーは状態を維持していた。マレーも良い状態だと思ったのだが、何度も足を滑らせる場面があった。少し疲れていたのだろうか?少し足を気にしていたように見えた。それでもお互い素晴らしい試合を繰り広げるが、フェデラーのネットプレー、積極的にフォアに回り込む姿勢が見られた。少しフェデラーの流れになったように思えた。結果、第3セットをフェデラーが取った。
第4セットは個人的にはフェデラーの流れだったと思う。危なげないキープ・・・反対にマレーは1sサーブの確率が下がり(足を気にする場面が多々あった)、それに伴いキープしたゲームも簡単ではなかった。フェデラーの積極的攻撃もさらに加速する。ネットプレー、技術の引き出しの多さ、安定したプレー・・・全盛期のフェデラーを見ているようだった。マレーも食い下がるがフェデラーのプレーが上回った。このサービスゲームをキープすれば、フェデラーの勝利という場面でマレーコールが起こる。こんな光景は初めてだ。ユニオンフラッグがこんなにたくさん見られたセンターコートは記憶にない。それだけイギリス国民はマレーに期待していたんだと思う。結局、フェデラーがキープし、優勝を決めた。しかし、両者に対する観客の拍手の多さ・・・素晴らしい光景だった。
試合後のインタビュー・・・マレーは涙ぐみながら「簡単ではないんです」っと言っていた。確かに、フェデラーや過去の名選手は何度も優勝しているが、四大大会で優勝することは簡単ではない。マレーはすごいプレッシャーと戦いながら、フェデラーと戦っていたんだと思う。このインタビューは観客の中でも涙ぐむ人がいたように、少しジーンとした。
フェデラーは今回の優勝で、四大大会通算17勝目、自己の持つ最多記録を更新した。ウィンブルドンの優勝7度は、ウィリアム・レンショー、ピート・サンプラスに並ぶ男子シングルスの史上最多記録です。また、2年ぶりに世界ランキング1位に復帰することが確定し、1位通算在位は286週目、歴代最多のピート・サンプラスに並びました。どの記録も素晴らしい記録です。
俺の大好きなテニスの大会ウィンブルドン・・・今年は終わったが素晴らしい試合もたくさんあった。個人的には準決勝のフェデラーとジョコビッチ戦がすごかった。もちろん男女の決勝も素晴らしかったが・・・。男女共に30歳で優勝・・・すごい2人だ!