EUに残留か?離脱するか?が問われた、イギリスの国民投票・・・結果は離脱派が過半数を超えました。前日までは残留が濃厚っとの見方が主流だったが・・・ビックリです。不幸な事件だったが、残留派議員が殺害されたことも残留の追い風になるっと思ったし、約130万票の差だったが票差以上に差がついたという感じを受けた。
世界経済においても影響は大きく、日本でも急激な円高と株価急落・・・結果的にサミットのときにマスコミなどが批判していたが、リーマンショック以上のことが起こった。まぁ、安倍首相も中国経済を念頭にした考えだっただろうが、イギリスのEU離脱は考えていなかっただろうが・・・。各国の首脳はじめ、財務担当や国の金融機関も対策に追われることになるかも?
また、この結果を受けて、イギリスのキャメロン首相が10月までに辞任することを発表しました。首相になるために国民投票をするという約束をしたし、パナマ文書問題・・・辞任は避けられなかっただろう。
今回の国民投票は法的拘束力はない。しかも、2年以上の交渉期間があるので、すぐに離脱という訳ではない。新たな首相がさらに国民投票を行うっという禁じ手?もあるし、実際にはどうなるかわからない部分も多い。最悪、イギリスが分裂するという可能性もあるし・・・。スコットランドがどう出るか?
しかし、離脱派はEUを離脱しても大丈夫っと思っていただろうが、EUはさらなる離脱ドミノを避けるために、イギリスとの交渉で厳しい態度をとる可能性が高いので、イギリス経済は今後苦しくなるかも?イギリスに進出している日本企業の動向も気になるところです。
サミットでも財政支出に批判的だったドイツ・・・移民問題もドイツによる政策が大きな要因・・・ドイツはどう出るだろうか?